MAKINO SDGs VISION

この星の未来のために、
今できること。

この星の未来のために、今できること。

次の世代に、私たちは何をのこしていけるでしょう。
地球というかけがえのない絆の舞台が、
いつまでも美しく、より豊かに続いていくために
マキノはこれからの道を歩んでまいります。

MAKINO

宮崎 正太郎

人と人のつながりの最小単位である
家庭から、
社会全体、地球へと広がる
大きな舞台で。

⾃動⾞・新幹線・航空機・ロケット・医療⽤機器。⼯作機械はあらゆるものづくりに⽋かせません。
その精度や効率の向上が、⼀⼈ひとりの暮らしの質を⾼め、地球環境の負担を軽減することにつながって行きます。
マキノは、工作機械に関わる人と人のつながりを『家族』のように大切に育みながら、
お互いに支え合い、ともに成長できる、持続可能な未来の実現に貢献します。

3つの活動テーマ

マキノが持続可能な未来の実現のために取り組む活動として大切にしたい3つのテーマを設定しました。

1 人と人とのつながり

人と人のより良い関係づくりのために
できること

世界中がひとつとなり、より広く大きな視点で様々な社会課題の解決を目指すために。
必要なのは、一人ひとりが幸せを感じながら、お互いに深い信頼関係で結ばれるような絆の輪を広げていくこと。
マキノは、工作機械づくりを通して生まれる人と人とのつながりを、未来に向けて大切に育んでいきます。

SDGs Action
海外現地で行う人財育成と雇用支援

マキノ・テクニカル・トレーニング・
センター(MTTC)

2006年にマキノがインドのバンガロールに開校した、全寮制の職業訓練の学校です。
インド全土から募った学生に手当を支給しながら、工作機械の使い方や一般教養を学べるカリキュラムを実施しています。
すでにたくさんの卒業生が様々なインド企業へと就職し、現地の産業発展に貢献しています。

SDGs Action
地域にひらかれた
ユニバーサルな憩いの場づくり

MAKINO PARK

マキノのアメリカ⼦会社があるオハイオ州メイソン市に、誰もが楽しめる地域に開かれた公園として
MAKINO PARKがオープンしました。当社がこの公園を作るための資⾦を寄付したことや当社の
長年の事業活動による地域への貢献から、MAKINO PARKと名付けていただきました。

2 マキノのものづくり

持続可能な工作機械づくりのために
できること

自社工場において、より少ないエネルギーで工作機械を製造できるよう生産システムの継続的な改善を行っています。
また、従業員の誰もが、安全、快適に、やりがいをもって生き生きと働くことができる人にやさしい職場環境を目指して、様々な取り組みを行っています。

SDGs Action
自社工場における
環境負荷低減に向けた取り組み

マキノ・スマート・ファクトリー

⼯作機械は、安定した製品品質を確保するために、一定の温度環境下で製造しています。
そのため、当社では空調を昼夜稼働させています。
シンガポールにあるマキノスマートファクトリーでは、ロボット等を用いた⾃動化によって夜間も無⼈での⽣産を実現しています。
夜間の空調エネルギーを有効利用することで機械一台あたりの⽣産エネルギー使⽤量の最小化に努めています。
また、同工場では太陽光パネルの設置によって⼯場のエネルギー使⽤量の20%を賄っています。
今後、当社の工場や施設すべてに太陽光パネルを設置し、さらなるエネルギーの効率化に尽力していきます。

SDGs Action
誰もがいきいきと働ける職場環境づくり

人にやさしい工場

工場には部品や機械を搬送するためのパレットが大量にあり、その多くが木製やプラスチック製です。
干し草を圧縮し凝固させたグラスパレットは優れた耐熱性があり、有害物質を出しません。
マキノの工場では、万が一災害が起きてしまっても従業員を守る安全対策の一環として
グラスパレットの導入を進めています。

国内での外国人従業員採用の取り組み

当社は海外に多くの外国人従業員がいるだけでなく、国内の拠点においても外国人の採用を長きにわたって進めています。
それに合わせて、すべての従業員が働きがいを感じながら仕事をできるよう、より良い職場環境づくりをしています。
この取り組みが、jinjer株式会社が運営する人事・労務の専門メディア「HR NOTE」の専門家コラムで紹介されています。

SDGs Action
他社メーカー様との協働による
輸送段階の環境負荷低減に向けた取り組み

コンテナラウンドユース

他社メーカー様と共同で空コンテナの陸上輸送を削減する「コンテナラウンドユース」に取り組み、CO2排出量削減に努めています。一般社団法人日本物流団体連合会主催の「第23回物流環境大賞」にて、合同で特別賞を受賞しました。
当社はこれからも、ものづくりの全ての工程において環境に配慮した活動を行ってまいります。

SDGs Action
従業員の教育活動の充実

従業員への教材を工夫して、教育活動を促進

マキノアジア社では、生産管理の進め方を、マンガ形式の資料を作成し、分かりやすく説明しています。従業員の教育に利用しています。

3お客様とのつながり

お客様のものづくりのためにできること

MAKINO Production System

お客様が生み出すさまざまな製品がより良い環境や社会の実現に役立っています。
マキノはこれらの製造に使われる工作機械と生産システムの高度化を通して、
お客様の生産の効率化と環境負荷低減に貢献します。
さらに誰もが扱いやすい機械やサービスの開発を進め、人に寄り添う持続可能なものづくりをサポートしていきます。

SDGs Action
デジタル技術を活用して省エネルギーに貢献

デジタルツイン

⼯作機械のものづくりはトライ&エラーを繰り返して培われた⼈間の経験や勘によるところが多く、たくさんの時間とエネルギーがかかっています。それを仮想空間でのシュミレーションにより短時間で解決できるのがデジタルツインです。
当社のデジタルツイン技術は、長年培った加工技術のノウハウと強⼒なコンピューティングパワーによって瞬時に最適解を導き出します。トライ&エラーの繰り返しを無くすことで、お客様のコスト削減と省エネルギーに貢献しています。

SDGs Action
クオリティの高いものづくりを
より多くの人へ

Human-friendlyな機械づくり

誰もがクオリティの高いアウトプットが出せるものづくり環境の実現を目指しています。

例えば、V80Sは高い機能性だけでなく「つかいやすさ」を目指して設計され、
加工部品を載せる台の高さを工夫し、間口の広さにゆとりをもたせた設計になっています。

機械のWEBマニュアルも、より使いやすいものを追求しています。
情報の量や質にこだわりながら、お客様の状況に合わせて簡単に必要な情報を提供できる仕組みづくりに取り組んでいます。

※ジャパンマニュアルアワード2019特別賞(企画賞/安全賞)を受賞いたしました。

SDGs Action
お客様との協業による環境に配慮した製品の開発

バイオプラスチック素材を使ったノベルティづくり

お客様とマキノのコラボレーションにより、従来品より化石資源を60%削減する効果がある植物由来のプラスチックを使ったマルチトレーを製作しました。
環境へ配慮した素材をベースに、お客様の技術とマキノの思いが組み合わさった一品が出来るまでの動画をご覧ください。

工作機械を通して持続可能な社会の実現に貢献するため
マキノは具体的なアクションを、これからもひろげていきます。

この星の未来のために、
今できること。